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防災技術が変わる
斜面防災や火山観測を例にとれば、重要点検箇所などでは長期間にわたって計測し、そのデータから斜面の安定性を継続的にモニタリングを行い、将来の斜面崩壊発生や噴火の予知に結び付けなければなりません。その点検や現況把握には多大な時間と労力を投入して来ました。
従来の計測
新しい計測
メリット
三角測量と各種計測機器電子基準点(1994年) 以前には、現地に派遣した測量部隊が三角点の上で再測量を行って地殻変動を検出していたわけで、多くの時間と労力が必要でした。 GPS計測(無人定置観測)
mm単位の変位計測データ
→データ通信
→監視センター
→解析評価 →情報配信
→遠隔操作
(警告・開閉操作・避難誘導・交通規制)
1.計測範囲の拡大
2.精密な計測
3.優れた耐久性(長期安定)
4.変位量を三次元で取得
5.リアルタイム
6.低消費電力
GPS 通常のGPS受信機では衛星からの距離を計測するための「時刻信号」と、衛星の位置を知るための「衛星軌道データ」を捕捉します。
しかし、「衛星軌道データ」は取得に時間がかかるため(最低30秒必要)、遮蔽の多い場所では測位までに時間がかかり、測位そのものができない場合がありました。
A−GPS アシスト型GPS(A−GPS)と呼ばれる技術では移動体通信を経由して軌道データを安定して取得します。したがって、衛星からの時刻信号さえ得られれば、即時に測位できます。この技術はGPS携帯端末に使われています。測位精度は、市街地で5−10m程度、建物内で20m程度と言われています。ライト(Pseudolite)とも呼ばれ、GPS衛星が放送している信号と同じ信号を発信する装置を地上に設置し、GPS信号の届かない空間をカバーして、シームレスな測位を可能にする技術です。
更に実用化が進めば、これまでGPSを利用できなかったビルの谷間・室内の測位や、高精度受信機を使えばトンネルや地下空間の測量に利用できるようになるでしょう。
DGPS DGPS(ディファレンシャルGPS)は比較的手軽に高精度を得るGPS測位システムとして従来からあり、リアルタイムに測点の三次元座標を数十cm〜数m精度で出力するGPS即位法の一つ。観測点では、既知点に設置したGPS受信機から補正データを通信で受け取ることが必要です。
なお、電子基準点が設けられ、それらのGPS受信機との相互データ補正により、地上測量でも、1mmオーダーを実現した精密地上測量、ワンマン計測さえ実現する最新のGPS測量などの実用化が急速に進んでいます。
GDGPS GDGPS(グローバルDGPS)は、米国で開発された世界規模(グローバル)のDGPSシステムです。全世界的に配置された23の基準局網で収集されたGPS衛星からの観測データをもとに補正データを生成し放送されます。
ユーザーはこの補正データを受けることで水平方向10cm、垂直方向20cmの精度で測位ができます。このGDGPSに基づいた高精度DGPSサービスがStarFireTMというサービス名で提供されています。
補正データはインマルサット通信衛星経由で提供され、全世界で利用できる高精度GPSシステムであり着実にGPS技術は進化しています。
全天候型ECO独立電源と低消費電力防災装置の最強タッグ


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