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北海道・東北・北陸・中部の冬季山頂は極めて厳しい環境となり観測装置は大きなダメージを被ります。
富士山頂や富士大沢崩れなど国家プロジェクトにおいて商用電源が数十億円の規模で設置されておりますが、それでも停電事故は頻繁に発生しております。
ローカルな火山観測装置は太陽電池と耐寒蓄電池により独立電源が採用され始めていますが仰角は90度に設置され着氷や着雪を最小限に抑えて極めて不安定ながら、かろうじて稼動しています。
プロペラ型の小型風力発電機の試験採用も試みられましたが、まず首振り駆動を制する尾翼が着氷や着雪により動かなくなりブレード(羽根)が損壊し全く使い物にならないことが照明されつつあります。
ガイドベーン付クロスフロー風車は既に寒冷地区の豪雪地帯で年間稼動が実証されておりますが、上記の如き厳寒強風の山頂では、特にガイドベーンと風車下部の着雪・積雪・着氷による回転停止が予想され、ガイドベーンを取り払い、風車下部に積雪しずらいシンプルな構造設計としなければなりません。
加えて、ブレード間や風車内部への空気貫流による着雪や着氷による回転停止を考え、最大瞬間風速80m/sに風車本体とシャフト及び軸受が強度的に保持し得ることが第一の課題として考えております。
平野部での稼動実績にて、周速比が低く起動トルクが最大であるクロスフロー風車の特性により、強風や着氷に対し他のどの風車より優れていると自負しておりますが、ブレード枚数やブレード間距離、あるいは回転軸部の凍結防止策の最善化など現在サンプル出荷に向け最善の努力を傾注しております。 |