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土砂災害
新潟県中越地震土砂崩れ

2004年10月23日午後5時56分、新潟県中越地方を震度6強の直下型地震が3回も発生し、いたるところで土砂崩れや陥没が起こり、国道・県道・山間の道が寸断され、54ヶ所の村落が陸の孤島と化し、情報が全く途絶えた状態が続き、早期の被害状況の把握ができなかったなど今後に大きな問題を残した。
高齢者や子供など災害弱者を中心として死者行方不明者29人を数え、避難者は10万人を突破するなど大きな人的被害をもたらした。
電気・水道・ガスなど生活インフラも大きなダメージを受け、また道路の復旧も見通しが立てられないような惨状のため、復旧にはかなりの時間がかかるものとされる。
今回、特筆すべき事件として新幹線の脱線事故であり、今回は人身事故にはつながらなかったが、直下型地震に弱点を露呈したことは否めず、また、脱線現場直下の高架橋脚部にコンクリート剥離損壊も多く、基礎部には液状化現象も確認されており、復旧には時間がかかるものと見られている。
 宮川村土石流

2004年9月29日台風21号の豪雨(110mm/時)により三重県宮川村において土石流が発生し民家が押し流され死者・不明者7名などであり、三重県全域では死者不明者11名を数え、道路の寸断や停電・電話不通など大混乱に陥った。
 注目されるのはアメダスが午前9時の降雨量を発信したのを最後に10時以降欠測状態が続いている。
 その後も秋雨前線の影響により降雨が続き10月2日午後、土砂災害の危険性が高まっているとして、地盤の緩んだ地域の約670世帯、1600人余の住民に対し避難指示を出した。
 村役場の中には電話が不通となり、サーバやパソコン類が冠水のため災害本部自体が混乱した。
蒲原沢土石流

1996年12月6日(金)10時40分頃,新潟県糸魚川市平岩地区及び長野県北安曇郡小谷村にまたがる姫川支流の蒲原沢地区において,災害復旧工事(平成7年に発生した集中豪雨による土砂崩壊等による災害復旧のため,姫川との合流部から上流約lkmの区間において施工されていた砂防ダム,護岸等の工事)を行っていたところ,姫川合流地点から上流約2.7kmの地点で発生した土砂崩壊が引き金となり土石流が発生し,蒲原沢を流れ落ち,姫川まで流れ込んだ。
 防災工事中の現場で14名の死者・行方不明者、8名の負傷者を出す災害が発生した。
 出水市土石流

1997年7月10日午前0時50分頃、鹿児島県出水市境町針原地区で土石流災害が発生した。同地区は矢筈岳の麓にあり、八代海に面しています。まず針原川の上流で大規模な山崩れが発生、その崩土が農業用溜め池になだれ込み、水を得て土石流と化したのだそうです(讀賣新聞夕刊)。土石流は、麓の針原集落を襲って住宅16棟・非住家2棟をのみ込み、死者21名・重軽傷者14名の犠牲者を出した。
 なお、この針原川は土石流危険河川に指定され(左図:鹿児島県出水土木事務所)、砂防ダムが建設中でした。また、雨は7日午前0時頃から降り続いており、降り始めから土石流発生直前までの雨量は約400mmに達していたとのことです。
下田市土石流
函南町土石流
住宅地を襲った土石流(広島県)
平成11年6月29日、中国地方にも梅雨前線の影
響による集中豪雨が襲い、広島県では広島市や
呉市など各所で土石流や崖崩れが発生、多くの
犠牲者を出した。
特に土石流被害の大きかった佐伯区や安佐南区
では、午後1時40分からの1時間に100 mm以上
の雨が建設省のレ―ダー雨量計で観測されてい
る。呉市では、崖崩れが多発した南部を中心に
帯状に強い雨が降り、午後2時40分からの1時間
に70 mm以上の雨が観測されていた。
広島県内では、合わせて139か所で土石流が発
生、186か所で崖崩れが起きた。その被害は、土
砂に流されたり押しつぶされて全壊した家屋が69
棟、半壊した家屋が74棟、死者は24人に上り、大
惨事となった。
今回、特に大きな被害を受けた地域の状況は次のようであった。 29日午後4時過ぎ、広島市佐伯区屋代で、豪雨
により屋代川の支川が氾濫し土石流が谷筋の堰堤を越えて住宅を直撃、15棟が全壊、8棟が半壊し、住民1人が
川に流されて死亡した。同区五日市町上小深川では、午後4時30分頃、八幡川支川の古野川上流にある山の中
腹で山崩れが起きて土石流が発生、八幡川との合流点まで約1 kmを流れ下った。土石流は川に沿って点在する
住宅を次々と破壊し、10棟が全壊、7棟が半壊して、住民2人が犠牲となった。いずれの場合も、平常時には幅2
mほどしかない河道を、土石流が両岸の木々を巻き込みながら流れ下り、谷間や谷の出口付近に広がる住宅地
を襲った。 佐伯区八幡ケ丘では、午後3時半頃、障害児通所施設で裏山の崖が突然崩れ、一瞬のうちに大量の
土砂が職員室の窓ガラスを破って建物内に流れ込んだ。約20人の園児は早めに帰宅していて無事だったが、職
員4人が土砂にのみ込まれ、1人が自力で脱出し、3人が救出されたが、1人が亡くなった。救出現場では、駆けつ
けた消防隊員に協力し、バケツリレーで土砂を運び出す住民の姿があった。

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