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北海道南西沖地震による奥尻島青苗地区の津波災害
家屋残骸の上に消防車と漁船が打ち寄せられる
津波後の火災
 1993年7月12日22時17分頃、北海道南西沖を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。
 この地震により、北海道小樽、寿都、江差、青森県の深浦で震度5となり、北海道から東北地方の広い範囲で震度1以上を観測しました。
 また、この地震により発生した津波で、震源の南方約80qに位置する奥尻島では、地震発生後まもなく、また北海道渡島半島西部の沿岸では10分以内に津波が来襲しました。
 津波は、奥尻島の藻内地区で遡上高が29mにも達しました。この地震及び津波による被害は総務省消防庁の調査によれば1,300億円に達し、また死者・行方不明者は229名に及びました。
 この津波による被害は、ロシア及び朝鮮半島日本海沿岸など広範囲に及びました。
東海地震と沿岸別津波到達時間
 東海地震の予想震源域からの静岡県沿岸まで津波が到着するまでの時間は東伊豆海岸を除けば、ほとんど5分以内と予想され、沿岸部の住民は避難勧告を待っていては逃げ遅れてしまいます。
 地震があったら、ただちに高台や丈夫な建物の最上階へ避難するのが賢明です。
 上記の奥尻島の事例では、鉄筋コンクリート造りの二階立て建築は無事であり、住人も二階に逃げて無事でした。
 問題は、静岡県沿岸部は交通量や海水場なども多く、地理不案内者や外国人などへの避難勧告をどうするか?また高齢者や障害者などの避難誘導をどうするか?地域ごとのきめ細かい検討が必要と思われます。

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