台風14号による強風の影響で、沖縄電力が平良市の西平安名崎、城辺町七又に設置していた風力発電機(風車)計6基のうち、3基が倒壊。残り3基も羽根の損傷など一部が破損している。
このうち、西平安名崎の風力発電機は昨年9月に宮古島地方を襲った台風16号の際にも1基が倒壊しており、2年連続の倒壊となった。台風14号は上野村野原の航空自衛隊宮古島分屯基地の風速計では、11日午前2時30分に最大瞬間風速168ノット(約86・6b)、同日、沖縄電力宮古支店の屋上に設置されている風速計では83bを記録している。
4基が設置されていた西平安名崎では、3、5号機が倒壊。昨年倒壊し、修復を行った6号機は羽根部分が破損した。
また、城辺町七又の風力発電機は風速80~の強風に耐えられる2基のうち、1基が倒壊している。
風力発電機はいずれも鉄製の支柱。倒壊した西平安名崎の風力発電機は高さ36b、羽根の直径は31b。七又の風力発電機は高さ44b、羽根の直径が40・3bとなっている。
同社の職員は「昨年に引き続き、2年連続で倒壊した事実を深刻に受け止めている。現在のところ、倒壊した原因の調査を急いでおり、今後、(風力発電機を)復旧し使用するかしないかの判断は原因が解明された上で判断する」と話している。
風力発電機は過去最高となった1999年には約640万キロワットアワー、同年の電力消費量の2・9%を供給するなど、宮古島の電力生産量に大きくかかわっている。
台風14号は10日午後から11日夕にかけ、宮古島地方を暴風域に巻き込んだ。宮古島地方気象台の観測によると、11日午前3時12分に最大瞬間風速74・1bを記録。約2万世帯が停電するなど、甚大な被害をもたらした。
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