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システム機器,建物への被害(阪神淡路大震災)
システム稼働数
機器被害状況
建物被害状況
破損
水損
落下転倒 回線停電
全壊
一部倒壊
兵庫県 (28,779システム)
174
40
371
1131
46
69
他の地区(85,139システム)
222
49
196
461
4
7
合 計(113,918システム)
396
89
567
1592
50
76
システムの被害(阪神淡路大震災)
被害
ハードウェア
ソフト資産
運用停止(冠水・要員不在)
あり
84社(40%)
6社( 3%)
68社(32%)
なし
128社(60%)
206社(97%)
144社(68%)
ハードウェアの被害(阪神淡路大震災)
1. CPU,DASDなどの機器が転倒,移動あるいは傾斜した.
2. フリーアクセス床が外れる,割れる,支柱が転倒するなどした。
3. 本体装置や端末機が落下した。
4. 接続ケーブルがコネクター部分で引きちぎられた。
5. 給水管の破裂やスプリンクラーの誤動作で端末機が冠水(89件)した。
6. 家屋倒壊・火災などで全壊または消失した。
ソフト資産の被害(阪神淡路大震災)
1. コンピュータ・センターが倒壊し,電気復旧後漏電により出火,センター内にあったコ   ンピュータ機器とソフト資産をすべて消失してしまった.
2. 建屋の倒壊でコンピュータ装置とバックアップデータが破壊された.
3. ビルの崩壊によって,マシンもデータも持ち出せず社員のローカルデータベースが取   り出せないケースも発生した。
4. 耐火金庫に保管していた磁気テープが取り出せなかった。
ライフラインがシステムを止める(阪神淡路大震災)
1. 商用電源が長時間にわたって停電したため、CVCF(無停電装置)を準備していても,  バッテリを使い切ってシステムが停止した。
2. 自家用発電装置も燃料切れや冷却水切れで停止し、システムが停止した。
3. 水道が断水したため空調機が停止し,コンピ ュータ室の温度が短時間で上昇して多く  のシステムが停止した
4. 水冷式CPUシステムでは,外部冷水装置への給水停止によりシステムが停止した。
5. 交通機関の麻痺で運用担当者が出社できない場合が多く発生し,正常運用するまで  に長期間要した.
6. 熟練者不在でもスムーズに運用が確保出来るための操作の標準化とわかりやすい   操作マニュアルが整備されておらずシステムが停止した。
ネットワーク回線の不通(阪神淡路大震災)
1. 地震発生当日のEOSによる受注業務で公衆回線を経由したものは,リトライを繰り返  し50回に1回程度接続できた.
2. バックアップ用のINS-C回線も電話が非常にかかりにくい状況が続いた.
3. DDX-PSや専用回線が停電した区域では大きな影響を生じた。
4. 分散ホスト,クラスターを配置しなかった企業は迂回通信が出来なかった。
5. 大手銀行など衛星通信システムを構築している企業は被害を最小限にとどまった。

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